2013年8月20日火曜日

【パネルアクション続編:鮫川村②】

長い潜伏期間を経てウッカリ冬眠してしまいましたが、
猛暑のあまり我に返ったσ( ̄ω ̄*)です。

 「障がい者の立場から考える被災地支援の会」←更に冬眠中^^;

気付くと更新が、半年も停滞しておりました。・・・・Σ(=ω=;)

会長&管理人 @nobutuna1 は某社総務課で、
社畜街道邁進中です。

このブログの管理人 @chipifb は重症のペットロスの挙句、
厨二病を更年期でこじらせまして(ry
 
今年の初めの1月3日に【パネルアクション:鮫川村①】
載せましたが、ついに昨日8月19日に環境省が奇襲を強行し
焼却施設を本格稼働させたので憤懣やるかたありません。

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NEW鮫川村に建設された焼却施設が本格稼働(福島13/08/19)
 
 
 
公開日: 2013/08/19
福島・鮫川村に建設されていた稲わらなどの焼却施設が、19日から本格的に稼働した。
午後1時、鮫川村の焼却施設の炉内に火が入った。
ここで、汚染された稲わらなどが燃やされる。
本格稼働したのは、放射性セシウムを含む稲わらなどを燃やして、およそ30分の1に
­積を減らす、仮設の焼却施設。
村内のおよそ600トンの廃棄物が処理され、焼却灰は敷地内に仮置きされる。
この施設では、1kgあたり8,000ベクレル(Bq)を超える廃棄物も燃やされるこ­となどから、
地元では、反対の声が上がっているが、環境省は、排ガスの放射性セシウム­は、
フィルターで99%以上を取り除けるとしている。
環境省や村では、焼却を行う日ごとに、施設内や周辺の放射線量などを、
ウェブサイトな­どで公表することにしている。



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鮫川村の焼却炉は、文書(同意書)偽造問題に発展しています。
それにも拘わらず農繁期でありお盆休みに入る8月9日の金曜日、

唐突に環境省のホームページに8月19日の月曜日から運転開始
するという告知が掲示されました。

文書問題に関しての詳細は、IWJ 様が
鮫川村の実証実験焼却炉に反対し子供を守るママの会 様の
環境省への申し入れを取材をなさっているので是非リンクをご覧下さい。

2013/06/28 【福島】鮫川村の実証実験焼却炉に反対し子供を守るママの会による、環境省の指定廃棄物焼却稼働に反対する申し入れ

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他にもおしどりケン・マコ様の、良記事が御座います。

私もホテル・ルワンダをDVD視聴して以来、

「残念ながら、世界は動かない。世界の人々は、虐殺の映像をTVで見て、

『怖いね』と言って、ディナーを食べ続けるだけだから。」

この台詞が胸にずっと突き刺さったままです。



「脱ってみる?」

第61回

鮫川村の焼却炉の話は『ひどいね』と言って ディナーを食べ続けるのはやめようぜ! の件。


第62回

汚染水も鮫川村も健康調査も何もかも、 原発事故は「はてしない物語」な件。

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20130816 UPLAN 様
鮫川村焼却施設 突然の稼働通告について環境省への抗議行動


 公開日: 2013/08/16
【UPLAN 環境省の犯罪?】
環境省は8月9日に突如ホームページで、福島県鮫川村の放射性瓦礫焼却施設を
お盆明け­の8月19日から実施するという告知を行った。農繁期に実施された奇襲である。
鮫川村の住民で日常的にホームページを閲覧している人はほとんどいない。
しかもこの件­で井環境省は、焼却施設現場の複数の地権者のうち一部が、
同意していないにもかかわら­ず同意書が存在しているとされることから、
有印公文書偽造の疑いすら抱かれている。
なぜそれほどまでして、焼却炉を稼働させなければならないのか? その問いに
環境省は一切の説得力ある説明を行っていない。
8月16日、環境省における抗議行動のうち、要請文の読み上げから手渡しまでという
­件で撮影が許可された部分のみ公開。私たちは、環境省による犯罪行為の
あからさまな遂­行をなんとかとどめたいと願っている。

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σ( ̄ω ̄*)も何度か環境省交渉には参加しているのですが、
いつも「糠に釘」と言うか「暖簾に腕押し」と言いましょうか
ぬらくらと逃げの抗弁ばかりで本当に疲弊させられます。

chipifbの日記

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しかも今回の汚染稲わらの問題は罪も無い被災地の牛達への給餌を阻み、
苦しめているのです。

被ばく牛 細るエサ 汚染牧草、国が焼却処分



福島県内外からもらってきた放射性物質で汚染された牧草を食べる「希望の牧場・ふくしま」の牛=同県浪江町で
 
写真

 東京電力福島第一原発二十キロ圏内で被ばくした牛を飼う畜産農家らが、
エサの入手に困っている。放射性物質に汚染された牧草の焼却処分を国が始め、
農家に回ってこなくなっている。事故後に農家の収入は途絶え、牛の命をつなぐには、
無償でもらってくる汚染牧草に頼らざるを得なかった。窮状を訴えても国は耳を貸さず、
農家は途方に暮れている。 (片山夏子)
 
 福島県浪江町の「希望の牧場・ふくしま」では、ほかの農家から預かった牛を含め
約三百五十頭を飼っている。被ばくして家畜としての価値はない。
それでも「原発事故が起きたからといって、簡単に命を奪うわけにいかない」と、
国が求める殺処分を断ってきた。
 
 今年七月、同県鮫川(さめがわ)村に汚染牧草五十トンの提供を求め、断られた。
事故後に刈り取られた汚染牧草を村は保管しており、昨夏は百三十五トンをもらえた。
今年は当てが外れた。
 
 理由は国の方針だった。環境省は村に汚染ゴミを燃やす焼却炉を設置し、その運転が
十九日に始まる。環境省の担当者は「村から相談があった。牛に与えると放射性物質を
含むふんが出て、回収できなくなる。焼却するよう村に伝えた」と説明。
焼却して灰にすることでかさを減らし、一時保管場所で保管するのが狙い。
ただ、放射性物質は減らない。
 
 窮状を訴え、ほかの農家などから牧草をもらったが、残りは一週間分ほどしかない。
ほかに多量の牧草が手に入るめどもない。牧場スタッフの針谷(はりがや)勉さん(38)は
「被ばくした牛は原発事故の生き証人。支援を国は考えてほしい」と訴えた。
 
 ほかでも事情は同じ。同県富岡町で動物の保護をするNPO法人「がんばる福島」は
五十頭の牛を飼っている。他県からも牧草を集めようと試みたが、焼却を理由に断られた。
牧場の牧草も秋にはなくなる。代表の松村直登(なおと)さん(54)は「このままでは
冬は越せない。どうやって生かしていけばいいのか」と頭を抱えている。
 
<牛の殺処分と汚染牧草の焼却> 政府は福島第一原発から20キロ圏内の家畜は、
所有者の同意を得て殺処分を進めている。また、汚染牧草など1キロ当たり8000ベクレルを
超える放射性セシウムを含む廃棄物は国が処分する。汚染ゴミ減量の実証実験として
環境省が福島県鮫川村に焼却炉を造り、牧草や牛ふん、除染ゴミを燃やす。

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被曝した牛達がその余命を全うするだけの稲わらすら奪って焼却し、
汚染を拡散させようとする環境省は血も涙も無いと思います。